2017-05-11 第193回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
次に、資料の五ページを御覧いただきたいのですが、これは、若宮戸地区というところの農家をされていた小林さんという方についての記事です。 堤防がこう掘削されたんですね。この堤防が掘削されて、それに不安を感じて要望もされてきたんですが、被害を受けたと。購入したばかりの田植機やコンバイン、農機具などが被水をして、六割の補助を受けましたが、一千二百万円の自己負担が残ったと。
次に、資料の五ページを御覧いただきたいのですが、これは、若宮戸地区というところの農家をされていた小林さんという方についての記事です。 堤防がこう掘削されたんですね。この堤防が掘削されて、それに不安を感じて要望もされてきたんですが、被害を受けたと。購入したばかりの田植機やコンバイン、農機具などが被水をして、六割の補助を受けましたが、一千二百万円の自己負担が残ったと。
若宮戸地区を含みます約六キロの一連の区間におきましては、堤防等の整備に向けまして平成二十六年度から順次用地調査を進めていたところ、関東・東北豪雨による洪水で浸水被害が発生をしたところでございます。 若宮戸地区を含む鬼怒川におきましては、現在、平成三十二年度をめどに、河川激甚災害対策特別緊急事業等によりまして、計画上必要な断面を確保した堤防等の整備を進めているところでございます。
また、溢水箇所である若宮戸地区や前河原地区は用地買収の手続をもう既に進めておりまして、めどがつきましたら堤防整備に着手する予定でございまして、その他の溢水箇所についても来年度から用地買収に入る予定でございます。 その他の箇所につきましても、下流から順次、堤防整備や河道掘削を進め、大形橋から下流については平成三十年度、大形橋から上流については平成三十二年度の完了を目指して整備を進めてまいります。
まず、若宮戸地区をめぐる一連の経緯については、発災の後に関東地方整備局の方でいろいろな経緯を調査して公表していると思いますし、それは、地元だけではなくて、ホームページなどで御紹介をして、一連の経緯は一応載せております。 それから、先ほど申し上げたように、事業者に申し入れを行ったりしてございます。
今回の災害を受けまして、若宮戸地区についても、もともと、平成二十六年の段階で、いずれ、そこを含む六キロメートル区間やるべしということでございますけれども、ここは、鬼怒川緊急対策プロジェクトということに全体の対策を取りまとめて、そしてこの地区についても堤防の整備にかかってまいりたいと思っております。
鬼怒川につきましては、今回の堤防決壊箇所や、今お話のありました若宮戸地区を含めた鬼怒川下流域において、ハード対策とソフト対策を一体とした取り組みを、鬼怒川緊急対策プロジェクトとして今年度から実施することにいたしました。
それからまた、溢水した箇所の六百メートルほど下流のところにある自然堤防も実はこの洪水により失われて、これは氾濫によりかなりの深掘れが生じておるというふうなことでございまして、いわば若宮戸地区での溢水は、掘削がなかったとしても、これは免れ得なかったものとは考えております。 いずれにしましても、今回の災害、鬼怒川の河道の能力を大きく超える洪水により発生したものであると考えております。
今塩川委員御指摘の若宮戸地区でございますけれども、国交省といたしましても、いわゆる自然堤防の部分が掘削をされますと、洪水時に浸水するおそれがあると認識はしてございました。しかしながら、若宮戸地区のいわゆるこの部分については、河川区域外の民有地ということもあり、所有者による掘削を河川管理者が制限することは法的には困難であるということを、常総市との協議も重ねて、そういうことを確認しました。
常総市では、十日の午前六時過ぎに鬼怒川の若宮戸地区で水が堤防を越える越水が始まって、午後十二時五十分頃に四キロメートル下流にある三坂町の堤防が決壊し、経験したことのない浸水被害が発生しました。あと数分遅れていたら逃げ遅れたという人が何人もおられています。 安倍総理は、この被災地を訪問をされて、激甚災害指定を速やかに検討したいというふうに述べられています。
常総市では、九月十日未明から鬼怒川の上流地域に避難指示を出すということで、肝腎の決壊地区への避難指示は午前十時三十分であり、若宮戸地区で水が堤防を越えたのが午前六時過ぎ、気象庁の大雨特別警報が午前七時四十五分に出されたということであります。
常総市は、若宮戸地区の越水などの対応で手いっぱいであったと、そのようにおっしゃっていますが、確かに緊急事態で時間的制約や対応人員のことなど、そういう状況も考えられますが、各自治体に任せず、避難指示を住民に出したかどうかを国が自動的にチェックできるようなシステムの構築など、特別警報のピラミッド型情報伝達方式自体を考え直す必要があるのではと考えます。